今更ですが当クリニックの感染予防・対策について御紹介します。
子供コーナーのおもちゃや絵本、雑誌など複数の方が触るものについては3月の段階で全て撤去しました。またソファーも配置をやや変更し待合の方がバラバラに座れるように配慮しました。アルコール消毒剤も大量に確保してクリニック内を消毒しまくっています。当クリニックは構造上、風の抜けが良く換気も非常に効果的です。
受付には透明のビニールシートをカーテンのように自作し飛沫予防し、作用の異なる3種類の空気清浄機を使用しています。
①業務用オゾン除菌消臭器30畳対応(オゾンを発生させ浮遊ウイルス、浮遊菌、匂いの分子とくっつき酸化分解、不活化します。)
②シャープのプラズマクラスター(報道にもありましたが新型コロナウイルス減少させたそうです。これは加湿器にもなりますが、加湿させると換気効果が減るという報告もあります。)
③ダイソンの空気清浄機(HEPAフィルター付きで匂いや汚染物質をPM0.1(ウイルスレベル)まで捕集し清浄化した空気を扇風機で院内に流しています。)
これらを待合室エリアと診察エリアにそれぞれ1台ずつ設置して使用しています。そのほか聴力検査室やスタッフルームにも空気清浄機を置いています。効果があるかどうかわかりませんがクレベリンも設置。
発熱された方や新型コロナ感染を少しでも疑われるような方は駐車場の車内で診察をさせて頂き、その上でPCR検査センターに紹介することもあります。また原則としてネブライザーは行わず、くしゃみ、咳、嘔吐反射を誘発するような処置や検査は自粛しています。
私も含めて職員やその家族に対しての健康管理もしっかり行っており最大限の感染予防に努めています。受診による感染リスクを心配されるのは当然かもしれませんが、耳鼻咽喉領域の診察が必要な方はどうぞ、マスクをしっかりつけた上でお越しください。
受診控えによって早期発見できず早期治療につながらなかった患者さんも残念ながら複数いらっしゃいます。耳鼻咽喉領域のなかなか治らない症状、気になる変化などありましたらどうぞ躊躇せずご来院ください。
この先、新型コロナとインフルエンザの両方が猛威を振るう冬がやってくるかもしれません。大きく診療体制が変わるようならまたご案内致します。