例年、10月1日からインフルエンザウイルスの予防接種が開始されますが、昨年同様ワクチンの供給が大幅に遅れているそうで9月30日現在ワクチンが当院にはありません。徐々に供給されてくるとは思いますが、接種ご希望のかたは念の為来院前にお電話にてご確認ください。ワクチンの効果を考えると11月から12月までの接種をおすすめします。また接種費用については市医師会の参考価格としております。減額や免除のある方もいらっしゃいますのでお尋ねください。
2018.09.30更新
北九州耳鼻咽喉科専門医会理事会
先日は上記会がありました。これは北九州耳鼻咽喉科開業医の集まりの会なのですが、会員の学術教育のための講演会を主催したり、救急当番、聴覚障害の方の為の講演会を行ったりしています。事業報告や今後の予定などについて話しあいました。
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2018.09.24更新
北九州耳鼻咽喉科臨床懇話会
先日は上記会に出席しました。今回の講演は大阪はびきの医療センター耳鼻咽喉科の川島 佳代子先生の「舌下免疫療法への取り組み〜小児における普及をめざして〜」でした。5歳以上の小児にも舌下免疫療法が適応になりこの治療はアレルギー性鼻炎はもちろん、小児気管支喘息の症状緩和の可能性も高いと期待しています。一方で特に乳幼児のアレルギー疾患の診断が難しいこと、この舌下免疫療法をおこなうにあたっての留意点や副作用についての理解が本人任せにできないこと、もし副作用が生じたときの対応(生命に関わるような副作用の可能性が0ではありませんなどを考えると小児科や小児科のある病院などと連携して行うのが安全かと思われます。当院でも治療を希望される方がいらっしゃるのですが、もう少しこのあたりの整備がされてからの方が良いかと考えています。
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2018.07.20更新
九州連合地方部会学会、補聴器講習会
先日の連休に別府国際コンベンションセンター(B-Con Plaza)で上記学会、講習会に出席しました。特に補聴器講習会では新潟の「本町ふるまち耳鼻科」の佐藤先生が独自の補聴器レシピを紹介され大変興味深い内容でした。どうしても補聴器装用についてはクリニックではなく補聴器店で器械を装用、調整となりますので、残念ながらその補聴器店にお任せしてしまうことが多いです。積極的に医師が介入することで補聴効果が激的に改善する可能性があることを検査結果を用いて説明され大変有意義な講習でした。せっかく別府に来たからには温泉でも入ろうかと思いましたが、猛暑の中とてもそんな気になれず、何にもせず帰りました.
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2018.07.18更新
戸畑耳鼻科医会
先日は戸畑地区の耳鼻科医師が集まり上記の会を開催しました。今回は小倉のイタリア料理店で行いました。それぞれの近況報告や学会出席の話、最近の医療関係の話題(耳鼻科分野に限らず)などで盛り上がりました。
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2018.06.10更新
日本耳鼻咽喉科学会参加報告
先日は学会参加のために休診とさせて頂きました。その報告をいたします。
日本耳鼻咽喉科学会は今年125周年であり、今回は東京大学の主催で横浜のパシフィコ横浜で行われました。会場はみなとみらいにありまして赤煉瓦倉庫やベイブリッジ、山下公園、マリンタワーを一望でき、また6/1と6/2は開港祭で周囲でイベントをしていました。
専門医の資格を維持する為に、また新しい医学知識、日々変わる医学常識を得るために出席、参加、聴講は必要なので教育セミナーを中心に出席しました。なるべく実際の臨床に役立ちまた知識の整理のために、「感音難聴の診断と治療」「小児難聴の診断と治療」「急性中耳炎・滲出性中耳炎の治療」などに出席しました。残念ながら同じ時間におよそ9会場でそれぞれ別々の疾患やテーマのセミナーをやるので興味があっても全てに出席することはできません。また今回のような大きな全国学会ではそのほかに異なる分野の講演もあります。東大の国立情報学研究所の喜連川先生のビッグデータ、AI、IoTとヘルスケアについて、iCONMの片岡先生のナノマシン研究、開発についての講演は大変興味深いものでした。特に片岡先生の講演ではナノマシンを創製し人間の体内へ導入し異常の監視、検知、治療まで行ういわばナノレベルの体内病院が未来の医療となるという内容でした。講演の中で触れられていましたが映画「ミクロの決死圏」が将来的に現実のものになるかもしれません。
自分の郷里が横浜なので両親と食事したり、大好物のシウマイ弁当を食べたりして頭も体もかなりリフレッシュしました。また日頃会えない先輩医師の方々と近況の報告をし合いまして色々な刺激を受けました。今後の診療の参考にして役立てたいと思います。
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2017.12.31更新
今年一年ありがとうございました。みなさま良いお年をお迎えください。
今年一年あっという間でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか?
診断能力、処置や手術のスキルを更に向上させ、皆さんへの診療に還元させるということをいつも忘れず日々診療にあたってまいりましたが、来年はもっともっとレベルアップしていきたいと考えています。新しい器械の導入なども考えています。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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